走行

特定小型原動機付自転車(特定小型原付)の「走行」に関するルールや特徴は、一般の自転車や原付バイクと異なる独自の規定が設けられています。

お客様が公道で安全かつ快適に走行するための基本ルールと、4輪モビリティ特有の走行の強みを整理しました。

1. 走行場所と速度モードの切り替え

特定小型原付の最大の特徴は、走行モードを切り替えることで走れる場所が変わる点です。(※走行モードの切り替えは、必ず車両が完全に停止した状態で行う必要があります。)

  • 車道走行モード(最高速度20km/h)

    • 表示灯: 緑色に点灯

    • 走行場所: 原則として車道の左側端を通行します。自転車道や自転車専用通行帯(自転車レーン)の走行も可能です。

  • 歩道走行モード(特例特定小型原付 / 最高速度6km/h)

    • 表示灯: 緑色に点滅

    • 走行場所: 「普通自転車等及び歩行者等専用」の標識がある歩道や、道路の右側の路側帯を通行できます。

    • 注意点: 歩道を通行する際は歩行者優先です。歩行者の通行を妨げる場合は、一時停止しなければなりません。

2. 交差点などでの独自の交通ルール

  • すべての交差点で「二段階右折」: 信号機のある交差点でも、ない交差点でも、右折する際は必ず「二段階右折」をしなければなりません。自動車のように交差点の中心に寄って右折することは法律で禁止されています。

  • 信号の従い方:

    • 車道走行時: 基本的に車両用の信号に従います。

    • 歩道走行時(または横断歩道進行時): 歩行者・自転車専用信号機がある場合は、それに従います。

  • その他の禁止事項: 飲酒運転、スマートフォンでの通話や画面注視(ながら運転)、二人乗りは厳禁です。

3. 4輪モビリティならではの走行の強み

一般的な2輪の電動キックボード等は、走行時の段差やカーブでのバランス取り、停車時に足を着く動作が求められます。しかし、4輪構造の車両であれば、以下のような「圧倒的な走行のゆとり」が生まれます。

  • 停車・発進時の完全な自立: 信号待ちなどで一時停止する際も、足を地面に着いて車体を支える必要がありません。発進時もふらつくことなく、スムーズに加速できます。

  • 悪路や坂道での高い走破性: 4輪油圧ディスクブレーキによる確実な制動力と、15度程度の急坂でも登り切るモーター出力(コアライトキャディーの定格500Wや、コアライトD4の600Wなど)により、平坦な道だけでなく起伏のある街中や荷物積載時でも力強い走行が可能です。

  • コーナリングの安心感: 独立懸架(サスペンション)などを備えた4輪モデルは、路面の凹凸を吸収しやすく、交差点の左折時やカーブでも車体が極めて安定します。


まとめ 特定小型原付の走行ルールは「自転車のルールにモーターの動力が加わったもの」とイメージすると分かりやすいです。これに「4輪ならではの転ばない安心感」が加わることで、免許返納後のシニア層や配達業務を行う方でも、ストレスなく公道走行を楽しむことができます。


NEW